野に咲く草花達。
そんな草花達をじっくり紹介していきたいと思います。
ユウゲショウ
基本情報
分類 | アカバナ科マツヨイグサ属 |
学名 | Oenothera roses |
原産地 | 南アメリカ |
大きさ | 20~60cm |
分布 | 本州の関東地方から西 世界では温暖地域に分布 |
生息地 | 道ばたや空き地、川原など |
別名 | アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)、ベニバナユウゲショウ(紅花夕化粧) |
花言葉 | 臆病 |
誕生花 | 7月22日 |
性質 | 多年草 |
似ている花 | ヒルザキツキミソウ |
名前の由来
夕方に花を咲かせるということでユウゲショウと名付けられたそうですが、ほとんどが昼間から花を咲かせています。
オシロイバナは「ユウゲショウ」という別名をもっており、そちらの方が知られているのでそちらと区別をするために「アカバナユウゲショウ」と呼ばれることが多いそうです。
形態・生態
根 | ひげ根という主根を持たない細い根が多数ついている。また、根茎と呼ばれる太い地下茎を持っていることもあり、これを地中に伸ばしてどんどん広がっていきます。 |
葉 | 平たくて細長く、先の方が尖り、基部のほうがやや広い形をしており、葉の周りは浅いギザギザがあり波打っている。 |
花 | 淡紅色で中心部は黄緑色。1~1.5cmの花で、花びらは4枚。花びらの形は丸く、紅色の脈が目立つ。5~9月に咲く。中には白花も存在する。 |
実 | 熟した果実は雨に濡れると開き、種子が飛び散る。種子の中には1mm以下の種が60~100個程入っている。 |
似ている
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)が似た花を咲かせます。
同じアカバナ科で花色みやや似ていて形も似ているので間違われることもあります。
主な相違点は、花の大きさです。ユウゲショウの方が小さく(1.5cmほど)、ヒルザキツキミソウの方が大きい(4cm)です。
食
食べられる話も毒草の話も聞きませんので、食べない方が良いかと思います。
もしも食べるようでしたら自己責任でお願いします。