野に咲く草花達。
そんな草花達をじっくり紹介していきたいと思います。
ニワゼキショウ

基本情報
| 分類 | アヤメ科ニワゼキショウ属 |
| 学名 | Sisyrinchium rosulatum |
| 原産地 | 北アメリカ |
| 大きさ | 10~15cm |
| 分布 | 日本全国 世界では北アメリカ~南アメリカ |
| 生息地 | 芝生、草地、道端など日当たりの良いところ |
| 別名 | ナンキンアヤメ(南京文目) |
| 花言葉 | 「繁栄」「豊かな感情」「豊富」「愛らしい人」「きらめき」 |
| 誕生花 | 4月23日、7月5日 |
| 性質 | 一年草または短命な多年草 |
| 似ている花 | オオニワゼキショウ、ルリニワゼキショウ |
名前の由来
葉の形がセキショウ(石菖)というサトイモ科の植物に似ていて、庭に植えられていた事からニワゼキショウと名付けられたそうです。
英名では「Blue eyed grass(青い目の草)」と呼ばれています。
形態・生態
| 葉 | 剣のような細長い形をしている。長さは4~8cmで幅は約2mm。 |
| 花 | 花びらは6枚で直径約1.5cmで5~6月に咲く。花色は白色のものと赤紫色のものがあり、紫色の縞がある。中央部はどちらも黄色で、付け根は筒状になっている。 |
| 実 | 直径約3mmの球形をしている。熟すと下を向き、3つに裂けて種が飛び散る。種の色は黒褐色で約1mmの表面がボコボコとしたイチゴのような形をしている。 |
似ている
オオニワゼキショウに似ています。

画像 オオニワゼキショウ
| 違い | ニワゼキショウ | オオニワゼキショウ |
| 花の大きさ | 約15mm | 約10mm |
| 果実の大きさ | 約3mm | 約5mm |
| 草丈 | 10~20cm | 20~30cm |
食
お浸しで食べれると紹介している方もいますが、毒性などがあるかわからないので食べない方が無難だと思います。
どうしても食べたいという方は自己責任で食べて下さい。もし食べるのであれば専門家の方に相談することをお勧めします。