秋のよく晴れた日。
六仙公園から見える富士山を見ながら南沢湧水を歩く事を決意したアザラシ。
今日も管理人Dの肩に乗って散歩に行きます。
東京都東久留米市六仙公園から見る富士山
![とつ先生と富士山の画像](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2663-scaled.jpg)
写真中央:富士山 とつ先生は富士山が大好き。
森のダンジョン
とつ「とても良い天気だね。散歩日和だよ。」
![森に迷い込むアザラシの写真](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2672-scaled.jpg)
ダンジョン(小さな森)を歩くとつ先生
とつ「小さい森に迷い込んでしまってようだね。」
D「迷っていませんよ。道なりに進めば出られます。」
とつ「なら安心だね。色々な木が生えていていい場所だね。」
コナラの実
![とつ先生とドングリの画像](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2681-scaled.jpg)
コナラの実がたくさん。食べられるマテバシイはないかな?
とつ「ここにあるドングリは細長いね。」
D「そうですね。」
とつ「このドングリはなんという種類だろうね。」
D「『コナラ』の実でしょう。」
とつ「食べられたりするのかな?」
D「食べられなくもないですが、アクの多い種類ですのでアク抜きをしないと食べられません。」
とつ「すーん・・・・・・・。」
D「食べるなら、アクが少ない『マテバシイ』の実ですね。」
とつ「よし、マテバシイの木を探そう!」
D「見つかるといいですね。」
カエンタケ
![カエンタケ注意の画像](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2683-scaled.jpg)
カエンタケの注意喚起をする看板
とつ「こ、これは・・・。」
D「『カエンタケ』の注意喚起ですね。」
とつ「そんなに危ないキノコなのかな?」
D「毒性が非常に強く、触れただけでも危険なキノコです。」
とつ「気をつけなければいけないね。」
※毒性が非常に強く、触れるだけでも危険なキノコです。発見しても決して触らないでください。 また、食べた場合、死に至ることがあります。ご注意ください。 カエンタケと思われるキノコを発見した場合は市に連絡してください。
ヤツデ
![王座に座るアザラシの写真](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2689-scaled.jpg)
王座のような葉っぱに乗れて嬉しそうな「とつ先生」
とつ「王座に君臨だよ。」
D「楽しそうですね。」
とつ「この葉っぱは一体なんの葉っぱだろう。」
D「それは『ヤツデ』ですね。」
とつ「天狗が持っている団扇に似ているね。」
D「天狗が持っているのはこのヤツデだと言われているんです。ヤツデの別名も『テングノハウチワ』なんですよ。」
とつ「これを天狗は持っていたのか!よし、今度は天狗探しの旅に出ようかな。」
D「頑張って下さい。」
とつ「ところで、ヤツデは食べられるのかな?」
D「残念ながら食べられません。葉や根、茎には少量の毒成分が含まれています。大量に食べると腹痛や嘔吐などの症状が出るので口にしないようにして下さい。」
カラスウリ
とつ「オレンジ色の実があるよ!」
D「『カラスウリ』の実ですね。カラスウリの花は夜にしか咲かないんですよ。」
とつ「夜にしか咲かない!?ぜひ見てみたいね。」
D「開花時期は夏ですから、夏の夜にまた見に来たいですね。」
とつ「そうだね。カラスウリは食べられたりするのかな?」
D「食べられるそうですが、渋みがかなりあるようなので、おすすめはしません。」
とつ「では、食べるのはやめておこう。」
D「カラスウリの種は打出の小槌に似ていて、持っていると金運が上がると言われているそうです。」
とつ「この実を割って種を取りたいけど、せっかく生えているからそのままにしておこうか。」
※食べられるとして紹介しましたが、アレルギーなど、体質に合わない方もいらっしゃるかもしれません。食べる方は自己責任でお願いします。 食用に採取する場合は、汚れなどの心配がない場所で採取することをおすすめします。
南沢湧水
とつ「綺麗なところだね。」
D「そうですね。ここは南沢湧水群で、落合川と南沢湧水群は『平成の名水百選』に東京で唯一選ばれたんです。」
とつ「それは凄いね。住んでいる地域が選べれることはとても嬉しいね。」
D「そうですね。隣接する東京都水道局南沢浄水所にある井戸から汲み上げた水と東村山浄水所から送水された水をブレンドさせて市内の一部では利用されています。」
とつ「夏に川遊びに来たいね。」
D「落ちないように気をつけてださいね。」
![川に落ちそうになるとつ先生の画像](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2713-scaled.jpg)
川に落ちそうになる「とつ先生」。この後川に足を滑らせる。
ボチャーン
とつ「スン・・・スン・・・」
シュロ
とつ「ここにも大きな葉っぱがあるね。」
D「『シュロ』ですね。」
とつ「よく色々なところで見かけるね。」
D「鳥などによって種が運ばれ、芽を出して自生することがあります。自生しているシュロのことは『ノラジュロ』や『ノジュロ』と呼ばれています。」
とつ「だから色々なところで見かけるんだね。」
D「シュロの皮の繊維は水に強く、伸縮性もあるため、縄やほうきなどに利用されています。」
とつ「ふふふ・・・それならシュロの皮で私のベッドが作れるかもしれない。」
カモ
![鴨を見るとつ先生の画像](https://srmr.jp/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2717-scaled.jpg)
「とつ先生」が合成に見えますが、合成ではありません。
とつ「カルガモがいるよ!」
D「そうですね。とつ先生も一緒に泳いでみたらいかがですか?」
とつ「やれやれ。私は泳げないんだよ。」
D「アザラシなのに泳げないんですか!?」
とつ「泳げないよ。しかし、喋ることはできるのだよ。ふふふ。」
ミゾソバ
とつ「可愛らしい花だね。金平糖みたいな花だね。」
D「『ミゾソバ』ですね。ミゾソバは新芽や蕾の部分がおひたしや天ぷらにして食べられるようです。」
とつ「可愛らしい花を食べるのも勿体無い気がするが、食べてみたいね。」
D「花びらのように見える部分は萼(がく)で、ミゾソバには花びらが無いんです。」
とつ「花びらではなかったんだね。」
※食べられるとして紹介しましたが、アレルギーなど、体質に合わない方もいらっしゃるかもしれません。食べる方は自己責任でお願いします。 食用に採取する場合は、汚れなどの心配がない場所で採取することをおすすめします。