もやしは緑豆があれば作れると聞いたので、早速チャレンジしてみました。
必要なもの
ムングホール(緑豆) | 広口ガラス瓶の容量の1/10~1/8の量。 今回は20g使用しました。 |
広口ガラス瓶 | 雑菌の繁殖はもやしを腐らせてしまう原因になるので、煮沸消毒をしたものを使用します。 蓋は使用しません。 |
水切りネット | 広口ガラス瓶の口部分からゴミが入るのを防ぐために使います。 水切りネットやガーゼ等、水が切れるものであれば大丈夫です。 |
輪ゴム | 水切りネットを止めるのに使います。 |
瓶が入る大きさのダンボール | 遮光のためにガラス瓶を入れておくために使います。 段ボールの代わりにアルミホイルで覆っても大丈夫です。 |
もやしの育て方
もやし1日目
瓶の中に緑豆と水を入れ、瓶をゆするようにして緑豆を洗います。 汚れ等が出てくるので、水が綺麗になるまで何回か水を入れ替えて洗います。 | |
緑豆が綺麗になったら、瓶の半分くらいまで水を入れ、水切りネットと輪ゴムで瓶の口を覆います。 | |
ダンボールに瓶を入れ、フタをして一日置きます。 ダンボールがない場合はアルミホイルで瓶を覆います。 ※遮光のためにダンボールに入れます。 |
もやし2日目
豆の大きさも倍になり、水も汚れています。 | |
ネットを外さずに水を捨て、ネット越しに水を入れて中の豆を洗います。 水洗いを3~4回行います。 | |
水をよく切り、ダンボールに入れて光が当たらないようにします。 ※水をよく切らないと腐ってしまう原因になるので、水はよく切ってください。 ※光に当たり続けると緑化してしまい、もやしを作ることができなくなってしまいます。 | |
芽が出てきた緑豆もあります。 | |
夜:ダンボールから瓶を取り出し、ネット越しに水を入れて豆を洗います。 水洗いは3~4回します。 朝よりも芽が出てきた緑豆が増えました。 水をよく切り、ダンボールに入れます。 |
もやし3日目
朝:ほぼ全ての緑豆から芽が出てきました。 ※もやしの水洗いは毎日朝晩2回行います。 ※夏は暑く、腐りやすいのでできれば朝昼晩の1日3回が良いです。 | |
夕:白く伸びているのがもやしです。 |
もやし4日目
朝:見慣れているもやしのような太さになってきました。 | |
夕:太い芽が朝よりも増えています。 緑豆の皮はほとんどのものが剥がれていますが、そのままで大丈夫です。 |
もやし5日目
朝:もやしの葉も出てきました。 | |
夕:ビンの八分目までもやしが伸びました。 |
もやし6日目
朝:ビンいっぱいにもやしができました。 | |
夜:ビンの口部分よりも伸びました。 食べ頃です。 |
もやし試食
もやしができたので、夕ご飯の一品として出しました。
もやしの味を楽しみたいと思い、塩コショウのみの味付けにしました。
ビンから取り出したもやし | もやしの塩コショウ炒め |
売っているもやしよりも水分量が少ないのか、炒めてもシャキシャキしていて美味しかったです。
普段もやしをあまり食べない子供も美味しいと言って食べてくれました。
栽培したもやしは、根や葉など全ての部分を食べることができます。
緑豆の緑色の薄皮が気になる時は水洗いをして落としてください。
もやしの栽培ポイント
*1日2回緑豆を水洗いする。
1日2回(夏は3回程度)緑豆をビンの中で水洗いしてください。
カビが生えてもやしが腐ってしまう原因になります。
*水洗いする時以外は光に当てない。
光に当てないことで緑豆はもやしになります。
遮光することが大事です。
*ビンの口部分くらいまで伸びた時が食べ頃
もやしは成長し過ぎるとエグみが出てきてしまいます。ビンの口部分くらいにもやしが成長したら食べ頃です。
季節によってもやしの成長具合が変わりますので、もやしの成長を見ながら収穫してください。