東京あざらし「とつ先生」は、管理人Dと共に東京都東久留米市にある落合川の源流付近にやってきました。
今回はそこで発見した事をレポートしたいと思います。
八幡神社
とつ「ダーマ神殿かな?」
D「違いますよ。八幡(はちまん)神社です。」
とつ「そうか。では、お参りしてから今日の冒険に出かけよう!」
D「そうしましょう。」
とつ「セーブはできるかな?」
D「できません。」
とつ「そういえば、神社やお寺にはよく『イチョウ』の木があるね。ここにもあるが、何か意味があるのだろうか。」
D「イチョウは水分を豊富に含んでおり、燃えにくいんです。燃えにくい樹木を植えることで、周りが燃えても建物の延焼を防げるのでイチョウが植えられているんです。」
とつ「なるほど!イチョウが燃えにくい木だから植えられていたなんて知らなかったよ。」
落合川源流
とつ「ここが落合川の源流なんだね。」
D「そうですね。」
とつ「ここから落合川は始まっているのか。」
トキワサンザシ
とつ「早速、美味しそうな実を発見したよ!」
D「それは『トキワサンザシ』ですね。」
とつ「美味しそうな実がたくさんなっているね。」
D「実には毒がないようですが、種に毒があるそうです。食べようと思えば食べられるようですが、お勧めはしません。」
とつ「なるほど。食べるのはやめておこう。」
D「庭木や生垣として植えられることが多いですね。他にも盆栽として育てられています。木には棘があります。木に触れる際は気をつけてくださいね。」
とつ「盆栽か。私も始めてみようかな。」
D「春には白い花を咲かせるんですよ。」
とつ「花も見てみたいから、春になったらまた来よう!」
ココに注意
※食べられるとして紹介しましたが、アレルギーなど、体質に合わない方もいらっしゃるかもしれません。食べる方は自己責任でお願いします。
食用に採取する場合は、汚れなどの心配がない場所で採取することをおすすめします。
みかん
とつ「お!あそこに見えるのは『ミカン』ではないか!」
D「そうですね。ミカンの木も生えているんですね。」
とつ「美味しそうだが、まだ食べられなさそうだ。早くオレンジ色にならないかな。」
ジュズダマ
とつ「これは・・・・『ジュズダマ』の実だね!」
D「はい!よく覚えていらっしゃいましたね!」
とつ「当たり前だよ。一度聞いたら忘れないのが、この私だよ!!!」
D「そうでしたか。」
とつ「ここに生っているのも、まだ熟していないね。」
D「そうですね。」
ジュズダマの参考アザラシの秋散歩。東久留米市落合川編
今日は東久留米市の落合川を散歩していきました。 秋の訪れを感じる中、落合川で発見出来たものを「とつ先生」と一緒に紹介したいと思います。 「とつ先生」は私が散歩に行くときには、いつもそっとバッグに潜り込んでくるのです。 目次 コムラサキ メリケンガヤツリ トンボ カンナ ゴンズイ バナナ アカツメクサ メマツヨイグサ 水生公園 ジュズダマの実 ヤブラン コムラサキとシロミノコムラサキ 落合川 おまけ ...
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かわせみ橋
とつ「かわせみ橋・・・か。」
D「カワセミ、いますかね?」
とつ「おーい、カワセミさーん。いるかーい? 」
バサバサッ(カワセミが驚いて逃げる音)
D「・・・。」
とつ「・・・。どうやら今日はいないようだね。はっはっは。」
ススキ
とつ「『ススキ』だ!」
D「ススキですね。六仙公園にも生えていましたね。」
とつ「ススキを見るとお月見がしたくなるね。」
D「とつ先生はお団子目当てでは・・・・?」
とつ「ふふふ。よくわかったね、その通りだよ。お団子が食べたくなってきた。」
D「今度散歩する時はおやつも持ってきましょう。」
とつ「ナイス、アイデア!」
ススキの参考アザラシの秋散歩。東久留米市六仙公園編1
柔らかい日差しに秋風も心地良いある日。 とつ先生(アザラシ?)は管理人Dと共に公園に行くことにしました。 今回は東京都東久留米市六仙公園の秋に咲く植物を紹介します。 目次 タケニグサ ヨウシュヤマゴボウ エノコログサ ブタナ メマツヨイグサ ススキ ヒガンバナ フジ キンモクセイとギンモクセイ コナラとクヌギ ヘクソカズラ ツユクサ ザクロ ムカゴ タケニグサ D「こ、 ...
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オシロイバナ
とつ「これは・・・ホウセンカだね!!!」
D「・・・違いますよ、とつ先生。」
とつ「え!?」
D「え!?」
とつ「熟した実を押すと種が弾け飛ぶ、ホウセンカだよね・・・・?」
D「違います。これは『オシロイバナ』です!」
とつ「え!?」
D「オシロイバナは植物全体に『トリゴネニン』という毒があるので、誤って口にしないように気をつけてくださいね。」
とつ「本当は、オシロイバナだと最初から分かっていたよ。食べられないのか・・・。すーん。」
池
とつ「ここは!!」
D「池ですね。」
とつ「小学生の頃、ここでザリガニを取って遊んだぞ!」
D「そうなんですか。初耳です。」
ザリガニ
とつ「まだ、ザリガニがいるようだね。ロブスターはいないのかな?」
D「アメリカザリガニはいますね。ロブスターはいませんよ。」
とつ「アメリカザリガニなのに赤くないぞ。」
D「まだ成体ではないからだと思います。成体になれば赤くなりますよ。」
写真の○(赤丸)の上にもザリガニが隠れているよ、見つけられるかな?
どんぐりの木
とつ「疲れたから少し休憩しよう。」
D「とつ先生、歩いていましたっけ?ずっと私の肩に乗っていましたよね?」
とつ「何を言っているのだい。肩に乗っていながら歩いていたではないか。」
D「・・・・・。」
とつ「それより、耳を澄ませてごらん。風に揺られている木々の音を。」
D「心地良いですね。同じ落合川でも場所によって雰囲気が全然違いますね。」
コサギ
◎コサギとアザラシの写真
とつ「管理人Dよ、見てごらん。あんなところに白鳥がいるよ!」
D「落ち着いて下さい。あれは白鳥ではありません。」
とつ「白鳥ではないのか・・・。すーーん・・・。」
D「あれは『コサギ』です。」
とつ「コサギか。魚でも探しているのかな?」
D「きっとそうですね。」
とつ「私たちのように、仲が良さそうにしているね!」
D「そうですね。」
キンエノコロ
とつ「猫じゃらしにしては金ピカだぞ?」
D「それは『キンエノコロ』ですね。」
とつ「キンエノコロ!?大層な名前だ。」
D「穂から出ている毛が光の反射で金色に見えるのでキンエノコロです。」
とつ「なるほど!綺麗だね。」
D「ドライフラワーとしても活用できるんですよ。」
とつ「ドライフラワーか。採取して乾燥させれば自分で作れそうだ。」
イチビ
とつ「不思議な形のをしているが、これは一体何だろう?」
D「それは『イチビ』の実です。」
とつ「イチビ・・・?初めて聞く名前だ。」
D「茎の皮の繊維を利用するため、古くに中国から入ってきました。」
とつ「イチビはそんな利用方法もあったんだね。」
D「繁殖力がとても強く、生態系を脅かす存在になっています。」
弁天橋
とつ「ふふふ。弁天橋まで来たね。」
D「そうですね。」
とつ「そろそろ今日の散歩も終わりだね。」
D「はい。次の落合川散歩は駅周辺まで行きたいですね。」
ダイサギとコサギ
とつ「白鳥だ!!」
D「違いますよ、とつ先生。コサギです。」
とつ「違うよ。大きい白い鳥のことだよ。」
D「大きい方も白鳥ではないです。」
とつ「え!?違うですと!?」
D「大きい鳥は『ダイサギ』です。」
とつ「親子かな?」
D「違います。別の種類です。」
とつ「大きさが違うだけなのかな?」
D「大きさも違いますが、コサギはくちばしが黒く、足指が黄色です。ダイサギはくちばしが黄色く、足は真っ黒です。また、コサギは頭にチョンマゲがついていますよ。」
とつ「くちばしと足に違いがあるなんて知らなかったよ。」
D「ちなみにダイサギよりもひとまわり大きいのが『アオサギ』です。」
とつ「ああ、あの『ギョエー』と鳴く鳥だね。」
大きさ比較
コサギ < ダイサギ < アオサギ
D「・・・・・。ちなみにアオサギは頭に黒いラインが入っており、羽根は青みががった灰色です。」
とつ「幸せの青い鳥だね。」
D「違います。とつ先生、アオサギに食べられないように気をつけて下さいね。いますよ、この辺りにも。」
とつ「私の天敵は『ホオジロザメ』だけさ。はっはっはっはっは。」
D「とつ先生、アオサギです!!」
とつ「・・・」
D「(死んだふりしてる・・・)」
ムカゴ
とつ「クンクン。これは『ムカゴ』ではないか!」
D「よく見つけましたね。」
とつ「ふふふ。」
D「家になっているムカゴをそろそろ収穫しないといけませんね。」
とつ「うむ。」
こうして、とつ先生と管理人Dの旅は終わりました。
近いうちに「むかごご飯」の記事をアップする予定です。