野に咲く草花達〜トキワハゼ(常盤爆)〜
道端に咲く草花達。
そんな草花達をじっくり紹介していきたいと思います。
トキワハゼ
基本情報
分類 | ハエドクソウ科サギゴケ属 |
学名 | Mazus pumilus |
原産地 | 日本 |
分布 | 日本全国 世界では中国、朝鮮半島、台湾、ロシア、東南アジア |
生息地 | 畑や道ばたなど |
花言葉 | 「いつもと変わらぬ心」 |
誕生花 | - |
性質 | 常緑一年草 |
似ている花 | ムラサキサキゴケ |
名前の由来
常盤(いつでも緑色)で実が爆ぜる(はぜる)のでトキワハゼと名付けられたそうです。
形態・生態
葉 | さじ型の葉を地表近くに数枚つける。 |
花 | 花を咲かせるときに茎を伸ばす。筒の部分は薄い紫色で舌状部は白っぽい。3~11月頃まで咲く。 |
実 | 熟すと弾けて飛ぶ。 |
似ている
ムラサキサキゴケと良く似ています。
とつも最初、トキワハゼとムラサキサキゴケを勘違いしてムラサキサキゴケの事について調べていました(泣)
トキワハゼとムラサキサキゴケの違いを簡単にまとめてみました。
トキワハゼ | ムラサキサキゴケ | |
生え方 | 葡匐茎を出さずに茎が上に伸びて花をつける。 | 葡匐茎を伸ばして生える |
生息地 | 日の当たらない湿った場所でも日の当たる乾いた場所でも生える。 | 湿った場所に生える。 |
花の形 | 花の上唇の先が鈍頭で浅く2裂し、反り返っていない。 | 花の上唇の先が尖って先が2裂し、反り返っていることが多い。 |
花の色 | 小さく(5mmほど)薄い紫色と白っぽい色をしている。 | 大きく(1cmほど)紫色の色合いが濃い。 |
食
食べるという話も毒があるという話も見当たりませんでした。しかし、ハエドクソウ科ということで、毒草と同科ですので食べない方が良いと思われます。