野に咲く草花達。
そんな草花達をじっくり紹介したいと思います。
メキシコマンネングサ
基本情報
分類 | ベンケイソウ科マンネングサ属(セダム属) |
学名 | Sedum mexicanum |
原産地 | 不明 |
大きさ | 10~15cm |
分布 | 本州の関東地方西~九州 |
生息地 | 道ばたや空き地など日当たりの良い場所 |
別名 | セダム、マンネングサ |
花言葉 | 「記憶」「私を想って」 |
誕生花 | 3月30日 |
性質 | 多年草・多肉植物 |
似ている花 | ツルマンネングサ、コモチマンネングサ、マルバマンネングサ |
名前の由来
メキシコが原産地、メキシコから種子が輸入されたなのどの諸説ありますが、メキシコやアメリカには自生しておらず、なぜ「メキシコ」とつくのかは不明です。「マンネングサ」は多肉質で常緑であることからで、マンネングサ属の総称です。
※原産地も不明です。
形態・生態
茎 | 株分けや挿し芽で増える。生命力が強く、芽を適当に切って土に挿すだけで勝手に繁殖していく。 |
葉 | 葉は新緑色で光沢がある。長さ1.3~2cmの線状楕円形をしている。花がつく茎の葉は互生し、花のつかない茎の葉は4~5個輪生する。 |
花 | 3~5月に直径0.7~1cmほどの黄色い花を咲かせる。花びらは5枚で傘状に広がって咲く。 |
実 | 直径5mmほどの星形の果実。熟すと弾けて中から種子が飛び出る。赤茶色の種子で表面には小さな突起が並ぶ。種子の大きさは0.6~0.8mm。 |
似ている
[ツルマンネングサ]
地を這って伸びる。花は黄色。
[コモチマンネングサ]
親株からムカゴ(珠芽)が地面に落ちて、そこから子株になる。花は黄色。
[マルバマンネングサ]
葉が丸くなっている。
食
食べられるとも有毒とも言われていません。
食べない方が無難でしょう。
活用
・園芸用のグランドカバーとして
繁殖力も強い上、可愛らしい花を咲かせることからグランドカバーとして利用されています。
・屋上緑化の一員として
多肉植物で葉や茎に水分を蓄えることができ、水分の少ないところでも生きることができるメキシコマンネングサ。そのため水やりもほとんど不要で病気にもかかりにくく、45度くらいの傾斜でも育つことから屋上緑化の一員として活躍しています。